こんにちは、ぴんちゃんママです。
少しずつ春の訪れを感じられるように
なりました。皆さんのお家の周りでも
徐々に桜が咲き始めている頃でしょうか?
しかし、毎日仕事や子育てで
忙しく季節を感じる余裕がない方も
少なくないのではないでしょうか。
日本には四季というものがあります。
その季節にしか楽しめない事や見れない物が
数多くあります。
折角、日本に住んでいるのですから
少し立ち止まって季節を感じてみるのも
よいと思います。
まずは季節を知ろうとすること
沢山の春のお便りが来ていますが、
忙しくて気が付けない方が多いです。
通勤途中のバスや電車の中から、
保育園や幼稚園から駐車場や家までの
帰り道、公園に遊びに来た時など。
ほんの少しだけ立ち止まって外をみてください。
自然に触れ合う事は、新しい発見が
出来る場所であり、好奇心を育てます。
子供と一緒に自然に目を向けてみては
どうでしょうか。
どうやって季節を感じる?
- 目で色や形を感じる
- 鼻で匂いを感じる
- 口で味を感じる
- 耳で音を感じる
- 手や肌で温度、触感を感じる
- 頭で感じた事を考える
全身を使って季節を感じてみて下さい。
子供と一緒に「春見つけたよ。」どんな春がある?
植物編
この植物何か知っていますか?
「ぜんまい」と答える方がいますが、
正解は「わらび」です。
山菜そばや佃煮でよく食べられます。
皆さんがよく見かける「わらび餅」は、
わらびの根っこから抽出した物を原料として
使用していた事から名前がついているそうです。
しかし、わらびの根っこからは全体の
5%程しか取れず高価なため、現在は
サツマイモや葛などのでんぷんを
混ぜた物を利用しています。
わらび粉100%のわらび餅は超レアです。
話がそれましたが、春になると色々な
植物が芽を出します。
このわらびも誰も気にもかけなければ
ただの雑草にすぎません。
でも、「雑草」という名前の植物は
1つもありません。
普段、雑草と感じる草や花にも
沢山の種類があります。
田舎に住んでいる方は、
「不便で嫌だな~。」ではなく、
その土地でしか出来ない子育てを
楽しんでほしいと思います。
都会に住んでいて「珍しい植物なんてない!」
「ビルばかりで花なんてない。」と、
思う方もいるかもしれません。
なにも珍しい植物だけが春ではありません。
車ばっかりの都会にも木があると思います。
そこにも春の訪れはきています。
遠くからみれば葉っぱも何もない木。
でも、近くに寄ってみれば春の支度を
している蕾がみえます。
これも立派な春です。
その木が枯れてない限り、温かくなれば
どの木にも小さな蕾が見られると思います。
他にもコンクリートの隅からタンポポや
すみれが顔を出しているかもしれません。
お家や会社の花壇にはその季節の
花が植えられている事も多いので、
そこで春を見つける事が出来ます。
昆虫や鳥などの生き物編
寒い冬には冬眠していた虫などの生き物も
春になれば少しずつ外に出てきます。
虫や植物が出てくれば、それを餌とする
生き物が出てきます。
食べ物編
春は何も外だけではありません。
春になれば、お店の棚には
「旬の野菜」が並びます。
これも立派な春の訪れを知る1つの機会です。
子供と話しながら旬の野菜をお店で買ったり、
料理をする事は親子のコミュニケーション
だけでなく、食育にも繋がります。
行事編
- ひな祭り
- 花見
- 卒園式
- 卒業式
- 入園式
- 入学式
などなど…
見つけた春をもっと知る。本と仲良くなるチャンス
散歩や出先で春を見つけたけど、
その名前が分からない…
そういう事はよくあると思います。
そういう時は、携帯やカメラで撮影し、
後で子供と一緒に調べるようにする事を
お勧めします。
分からない物があれば調べる。
この流れを自然と覚えるチャンスです。
子供たちが見た物を本で読む事や
本で読んだものを外に見つけ行く。
本と経験を行き来する事は、
本を読むきかっけになったり、
好奇心を育てる事に繋がります。
また、経験を照らし合わせる事で
その本の価値はあがります。
花で遊んでみる
身近な場所で見られる花の紹介以外に
ナズナの音鳴らしや花冠の作り方、
タンポポを使った遊びが載っています。
タンポポで笛
軸が太めのタンポポを選び、軸の部分を
切り、上手に吹くと音がなります。
※犬のおしっこなどがかかっていそうな
道端の花を取るのは止めましょう。
スギナ(つくし)で切れてる場所当てっこ
スギナは地下でつくしと繋がっています。
この葉のはかまの部分をひっぱると
こんな感じに取れちゃいます。
取った部分を元に戻すと、どこを取ったか
分からないくらい綺麗に戻ります。
子供達にどこが取れているのか
当てっこクイズをして楽しめます。
因みにつくしって食べれます。
花水でお絵かき
花をすりつぶすと色が出ます。
100均のすりこぎかビニール袋に少量の水と
花を入れてもみこむと段々と色が色が出てきます。
色々な花で試して色を比べてみたり、
作った花水で絵を描いたり染めて遊んでみると
楽しいと思います。
遠くに住むおじいちゃんおばあちゃんに
春のお便りを出すのも素敵ですね。
経験は感性を育てる
感性とは誰しも生まれもって身につけており、
生きていくうえで色々な体験や経験を
通して心を刺激して育ちます。
身近な体験は探せばいくらでもあります。
また、何かを体験する事は想像や疑問、
考えるきっかけにもなります。
想像する事や疑問に感じる事、考える事は
大人になっても必要とされるものです。
しかし、大人になるほど、忙しくなり
季節を感じる事を忘れてしまいます。
子供にどんな風に声をかける?
立ち止まって耳をすませば普段は
気にも留めないような鳥のさえずりや
風の音、川の音などが聞こえてくるはずです。
子供にはどんな風に聞こえているのか、
聞いてみるのも良いと思います。
しかし、ここで親が表現した言葉は
伝えない様にしましょう。
例えば、子供が喋る前に
「鳥さんが○○って鳴いてるね。」と、
声をかけてしまう。
親の表現方法で感じとり、子供自身が
感じたり考えたりする事が出来ません。
大切なことは、
子供自身がどのように感じたかです。
教えてくれたら、否定せず褒めて
子供が感じ取った事を受け止めて
あげるようにしましょう。
春に関係する絵本を読んで見る
童話で有名な「はなさかじいさん」も
お勧めです。
図書館や本屋にいけば、季節にあった
本が紹介してあるかもしれませんね。
最後に
感性は誰しもが持っているものです。
その感性をどうやって高めるかが大事です。
自然に触れあう事は、色々な気付や心を
成長させます。そして、大人も
忘れていた何かを思い出せるのでは
ないでしょうか。
また、子供と何かを一緒にするという事は
とても素敵な事です。
子供が小さく、一緒に何かをした記憶を
覚えていなくても、断片的でも子供の
心の記憶に刻む事が出来るかもしれません。
そういえば、今日見たブログにこんな事
書いてあったな~と、思い出して
外にほんの少しだけ目を向けてほしいなと
思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。