こんにちは、ぴんちゃんママです。
今、全国的に大流行している
「手足口病」や「ヘルパンギーナ」は
「三大夏風邪」ともよばれる
夏に多い感染症なのです。
では、あと1つはなにか?
それは「プール熱」です。
なんとなく名前を聞いた事が
あるという方もいるかもしれませんね。
今日は、「プール熱」について
どんな症状で感染した場合の
休み期間、予防などについて
お話をしていきたいと思います。
プール熱とは?
「プール熱」は、専門用語で
「咽頭結膜熱」と呼ばれています。
咽頭結膜熱という名前の通り、
喉や目に症状が出て熱が出ます。
このブログでは、
皆さんが分かりやすいように
「プール熱」と記載しています。
ウイルスが原因の感染症で、
その感染力はインフルエンザのように
強いと言われています。
原因となるウイルスは、
沢山の種類がいるので
繰り返し感染する事もあります。
どうやって感染するの?
感染してから、約5~7日間の
潜伏期を経て発症します。
プールのお水を通して感染すると
言われていますが、
塩素消毒で対策がされているので
プールの水による感染は
減っているのではないでしょうか。
注意しないといけない事は、
プール以外でも
感染するという事です。
- 飛沫感染
感染している人のくしゃみや
咳の中に混ざったウイルスを
体の中に取り込む事で感染します。
- 接触感染
ウイルスに触れた手で
口や目などの粘膜を触り、
ウイルスを身体の中に取り込む事で
感染するリスクがあります。
季節はいつ頃感染するのは?
1年を通して感染がみられますが、
夏頃に流行が多くみられます。
子供に多く発症する感染症ですが、
大人でも感染します。
プール熱の症状は?
- 目が赤くなる
- 喉の痛み
- 39℃前後の高熱
- 目の痛み
- 目ヤニが出る
- 食欲不振
- 腹痛
- 下痢
あがったり下がったりを
4~5日ほど繰り返します。
検査
綿棒で喉の奥や目ヤニをふき取り、
検査キットで調べる事が出来ます。
結果は10分程で出てきます。
地域で流行がみられたり、
発熱、喉と目の赤みの三大症状が
出ていれば検査しない先生もいます。
プール熱の治療法
プール熱を治す薬はありません
が、病院では今出ている症状に
対して薬が処方されます。(対症療法)
風邪をひいた時と同じように
水分をこまめにとり、
ゆっくりと寝て身体を休めましょう。
治るのにや約1~2週間程かかります。
お休み期間について【子供と大人】
子供の場合
「学校保健法」という法律があります。
「プール熱」を発症した場合、
「発熱、のどや目の赤みが消失し、
2日を経過するまで」と、
定められています。
※保育園や幼稚園、学校によっては
追加で決めごとがあるかもしれません。
詳しくはお子さんが通っている
保育園、幼稚園、各学校に
問い合わせをしてください。
大人の場合
子供のように休みに関して
決まり事はありません。
就業規則がある場合、
その指示に従う必要があります。
感染を広げないためにも
症状が出ている間は仕事を
休むのが1番かなと思います。
感染した場合、プールや公衆浴場はどうする?
医師の許可が出るまで
入る事が出来ません。
プール熱の予防法
- 手洗い・消毒
- マスク
- タオルや食器を共有しない
- 感染者と濃厚な接触を避ける
- プール後は体と目を洗う
家族にプール熱にかかった人がいる場合
- こまめに手洗い・消毒をする
- オムツは袋に入れて捨てる
- タオルや食器などを共有しない
- 目ヤニを取ったティッシュは、袋に入れて捨てる
- 感染者本人は目をこすらない
- 感染者はなるべく最後にお風呂に入る
発症の有無に関わらず
便の中に長期間ウイルスが
出ていると言われています。
最後に
プール熱の原因となる
ウイルスは沢山の種類がいます。
そのため、
繰り返し感染する事もあります。
日頃から手洗い・消毒を行い、
感染するリスクを下げましょう。