こんにちは、ぴんちゃんママです。
子供が熱を出したら
心配になりますよね。
熱が出ているとき、
どのように対応すればいいのか
悩む方もいるかと思います。
今日は、「熱」についての
お話をしていきたいと思います。
熱が出る事は悪い事?なぜ、熱が出るのか
熱が悪さをするわけではなく、
熱が出るという事は病気と闘い、
体を守っている証拠です。
体の中にウイルスや菌などの病原体が
入ってきた時、それらと闘うために
免疫機能が働きだします。
その時に脳の中にある体温を調節する部分を
刺激して体温があがるという反応が起きます。
また、ウイルスや菌は熱に弱いので、
ウイルスが増えるのを防ぐ役目もあります。
熱中症はこれにあたりません。
※解熱剤は、「一時的」に熱を下げるもので
風邪を治すわけではありません!
発熱の発見ポイント!
- 顔が赤い
- 熱感
- 寒気とふるえ
- 頭が痛い、重い
発熱に伴う症状は色々ありますが、
上記の症状が熱の出始めとして
よく見られるかと思います。
また、自分の子供だと、
他の人には分からないような
普段と違う様子に気が付くかもしれません。
体温は影響される?
- 運動した後
- 食事・授乳した後
- 泣いた後
- 入浴後
これらは体温が上がりやすいので
時間をおいて測りなおすと
下がっていることもあります。
逆に汗で濡れていると、低くでてしまうので
脇が濡れている場合は拭いてから測るように
しましょう。
熱が出たら冷やす?温める?
①体をやすめる
体を休めてエネルギーの消耗を防ぎます。
体温が1℃あがるごとに新陳代謝が
約13~15%ほど増えます。
②体を温める
「熱=冷やす」のイメージが強いですが、
熱が出れば冷やせばいいわけではありません。
熱の出始めにみられる症状ですが、
寒気とふるえがある段階では
冷やさず温める方が良いです。
熱が高くても、手足が冷たいと
もう少し熱があがる可能性があります。
③冷やす
体温があがりきり、
寒気とふるえがなくなれば冷やします。
顔が赤かったり、汗などの症状が
みられる事があります。
熱が高くても、手足が冷たいと
もう少し熱があがる可能性があります。
手足が温かくなり、体が熱くなると、
熱もあがりきっているので
冷やすと良いです。
冷やす時どこを冷やす?
結論から言うと、
首、脇、足の付け根を冷やすのが良いです。
首、脇、足の付け根の部分には
身体の表面に動脈がはしっています。
血管を冷やす事で熱を少し下げる事ができます。
氷で冷やす場合は、
凍傷や感覚麻痺が起きないように
直接冷やさずタオルなどカバーを
してから使うようにしてください。
熱が出たら、おでこに「熱○○シート®」を
使われる方も多いかと思いますが、
熱を下げる効果はあまり期待できません。
おでこが冷っとするので、
気持ちいと感じる事が出来るので
そういう意味合いで
使う事はよいと思います。
ただし、肌が弱いとかぶれてしまう事も
あるので使用する場合は注意が必要です。
また、小さいお子さんに使用する場合、
外れて口や鼻が塞がれないように
十分に気を付けて下さい。
体がふるえている。悪寒?ひきつけ?どっち??
意識があり、会話ができる状態であれば
熱をあげようとするために起こっている
「悪寒」が考えられます。
まずは温めて様子をみて下さい。
熱があがりきれば、ふるえも落ち着きます。
その時には、薄着にして熱を発散しやすく
するようにしましょう。
ピンちゃんママお勧めアイテム
ぴんちゃんママの家では、脇を冷やすのに
脇専用のアイスを使用しています。
ぴんちゃん達が小さい頃から
熱が出た時、寝苦しい夜に
お世話になっています。
このアイテムだと寝返りをうっても
ずれたりせず、替えのアイスも1セット
ついているのでお勧めです。
赤い〇の部分で長さを
調整する事ができます。
また、ゴムなので、
伸びたり小さくなったら
付け替えも出来そうなので、
長く使えるのかな思っています。
熱がある時、お風呂はどうする?
熱がある時に無理に入浴する必要はありません。
入浴自体が体力を消耗してしまいます。
入浴する場合は、短時間にしたり、
体の下部分だけ洗ったり、
拭くだけにするようにしましょう。
今熱があるが、明日の朝熱がなかったら幼稚園に行ってもいい?
熱というのは、午後の方が高く、
朝熱がなかったのに夕方から
上がってくる事がよくあります。
24時間以上熱がないことで、
初めて熱が下がったといえます。
すぐに受診した方がよい症状
- 生後3か月未満の発熱
- 顔が蒼白く表情が乏しい
- ぼんやりして、目線が合わない
- 意味不明な言動を繰りかえす
- 反応が悪く、すぐに眠ってしまう
子供が発熱したら、誰でも不安な気持ちになります。
心配であれば、先生に相談しましょう。
最後に
熱が出ているとき、
今熱が上がっている状態なのか
あがりきった状態なのか
しっかり観察するようにしましょう。
また、発熱時には汗以外にも
皮膚や呼吸から失われる水分があるので
水分補給を忘れないようにして下さい。