インフルエンザのお話【予防、気を付けたい事など】

発熱 医療・健康

こんにちは、ぴんちゃんママです。

 

今、インフルエンザがあちこちで流行し、

病院を受診する方や小学校や中学校の

学級閉鎖が増えているようです。

 

日常生活で出来るインフルエンザ予防対策をしっかりして、

インフルエンザにかからないようにする事

 

かかったとしても

他の人にうつさないように心がける事がとても大切です。

 

インフルエンザにかかってよく耳にするのは

「インフルエンザで一家全滅」

一緒にいる時間が長く、

家族がかかるとうつる確率がどうしてもあがってしまいます。

 

つい何日か前にも

「子供がインフルエンザにかかって、気が付いたら一家全滅してたー。」と、

知り合いのママさんが話ていたのを覚えています。

 

今日はインフルエンザの予防法や

かかってしまった時に注意する事、

休み期間など

「インフルエンザに関するお話」をしたいと思います。

 

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インフルエンザの予防方法

  • こまめな手洗いや手指のアルコール消毒
  • 適度な湿度(50~60%)と温度(20~25℃前後)を保つ
  • 身体を休め、バランスのとれた食事をとり、抵抗力を高める
  • こまめな水分補給
  • 人込みや避ける
  • 看病する人は、マスクを着用する
  • 感染している家族とは別の部屋で過ごす

 

 

 

 

インフルエンザとは【症状や潜伏期間】

インフルエンザにはA型、B型、C型と種類があり、

ウイルスの型によって症状も異なります。

 

感染すると1~5日程の潜伏期間の後に発症します。

 

季節性インフルエンザで最も流行する型はA型で、

次いで多いのがB型です。

 

A型は少しずつウイルス(抗原性)の形を変えて進化するので、

毎年かかってしまったり、

ある程度免疫がある大人でも

他の風邪より症状が少し強く出る事があります。

 

A型はヒト以外に哺乳類に感染しますが、B型はヒトだけです。
新型インフルエンザは、

A型のウイルスが大きく異なるウイルスに変化したものです。

 

そして、インフルエンザはウイルスなので抗生剤は全く効果はありません

 

症状は、

突然の高熱(38~40℃)、

のどの痛み、全身のだるさ、関節痛などが

比較的急速に表れるのが特徴です。

この他に下痢の症状が出る事もあります

 

 

 

 

 

 

C型インフルエンザは、免疫を獲得するとずっと考えらえており、
再びかかったとしても普通の風邪と思って気が付かないことが多いです。

 

インフルエンザの合併症
インフルエンザは普通の風邪と区別がつかない軽い症状もあれば、

思い症状もあります。

 

熱が出るので風邪と同様、中耳炎や熱性けいれんを起こす事があります。

 

重症化すると、インフルエンザから肺炎や

異常行動(インフルエンザ脳症)をまれに起こすことがあります。

※一時期タミフルの副作用で異常行動が報告されていましたが、

薬を飲んでいなくても異常行動が出る場合があります。

 

特に肺炎やインフルエンザ脳症には注意が必要です。

 

休む期間【子供と大人】

子供の場合

学校保健法という法律があり、

インフルエンザにかかった場合

解熱後2日を経過するまで出席停止」と決まっています。

 

※保育園や幼稚園、学校によってそれぞれに決めているかもしれません。

詳しくはお子さんが通っている保育園、幼稚園、各学校に問い合わせをしてください。

 

大人の場合

子供のように出勤停止などの法律は定められていません

就業規則がある所はそれに従う必要があります。

 

他の人にうつさなくなる期間は明らかではないですが、

感染を広げないように業務上可能であれば子供と同じように

発熱がなくなってから2日目まで外出の自粛をする事が望ましいかなと思います。

 

インフルエンザにかかった時には、

「ほかの人にうつさない」ことが大切です

・マスクの着用、咳エチケットを守り、なるべく外出しない

・十分な睡眠と栄養、水分をとる

 

看病の時に注意すること

次のような症状がある場合、すぐに病院に受診
それ以外でも、おかしいなと思ったら夜中でも病院に行きましょう。

 

  • 目が上をむく、手足をつっぱる、がくがくなど、長時間のけいれん症状
  • ぼんやりして視線が合わない、呼びかけに反応しないなどの意識障害
  • 顔色が悪く、唇が紫色(チアノーゼ)が出ている
  • 水分がとれず、半日以上おしっこが出ない。出ても量がとても少ない
  • 嘔吐下痢が頻回
  • 呼吸困難や息切れ
  • ママがやパパの事が分からない
  • いないものがみえたり(幻覚)、聞こえたりする(幻聴)
  • 意味不明な言葉を喋ったり、呂律がまわらない
  • おびえたり、こわがる
  • 興奮状態や外に出ようとする

 

インフルエンザと診断されたら

解熱までは子供から目を離さない事が大切です。

また、薬を飲んでいる、飲んでいないにかかわらず、

異常行動による事故を防ぐため、

玄関や全ての窓の鍵を閉めるなどの対策をとるようにしておきましょう。

 

また、小さい子供や妊婦、肺や心臓、

免疫機能に病気を持っていたり、

寝たきりの方などはインフルエンザにかかると

重症化しやすいので特に注意してください。

 

解熱剤を使う時の注意

インフルエンザにかかっている場合、

アスピリンやボルタレンなどの解熱剤は、

年齢に関係なく使用は避けた方が良いとされています。

 

ただし、解熱剤の種類(成分:アセトアミノフェン)によっては、

インフルエンザに使っても良いものもあります。

 

ウイルスは高熱の環境が苦手なので、

むやみに解熱剤でさげるのはよくないと言われています。

 

まずは病院できちんと診断してもらい、

先生に相談してから薬を使うようにしましょう

 

病院に受診出来ないけど、

どうしても解熱剤が使いたい場合には、

「インフルエンザかもしれないのですが、

使っても大丈夫な解熱剤はありますか?と、

薬剤師に相談すると良いでしょう。

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