刺された・咬まれた!どうすればいいの?【昆虫まとめ】

毛虫 おすすめアイテム

こんにちは、ぴんちゃんママです。

 

寒い時はあまり見かけないけど、

暖かくなると見かけるようになる虫。

 

虫の中には毒を持つものもいます。

 

知らずに触れてしまったり、

咬まれたり・刺されたりしたら

どうなるのでしょうか?

 

虫に刺されてすぐに赤く腫れたり、

腫れてもすぐに消える人、

刺されても反応がない人など様々です。

 

虫に刺された・咬まれた場合

についてお話をしていきたいと

思います。

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こんな昆虫には注意が必要!

皮膚炎を起こす虫は多くいますが、

ぴんちゃんママが個人的に思う

身近にいる昆虫を紹介したいと思います。

ムカデ<毒>

 

 

石や植木鉢の下、

餌を求めて家の中に入ってきます。

 

咬まれると・・・

  • 強い痛み
  • 腫れ
  • 咬まれた部分が熱い

 

【治療】
痒み→抗ヒスタミンの塗り薬
炎症→ステロイドの塗り薬を広めに塗ります。
痛み→痛み止めが有効です。

 

5~6月頃が繁殖期です。
目が弱いので触れた物を
手当り次第に咬みついてきます
つついて丸まるのは
ムカデではなくヤスデです。
毒はありませんが、
危険を感じると臭い匂いの
体液を出します。
体液に触れると痛みを
引き起こす場合があります。
ムカデ毒は42℃以上の熱に弱い。
刺された直後は42~43℃の
お湯を20分程かけ続けると
良いと言われていますが、
熱いお湯をかける事で
やけどの危険があるので
が注意が必要です。
特に40℃以下のお湯は逆に
毒を活発にさせてしまいます。
洗面器に43℃のお湯をためて
洗う事は避けましょう。

 

マダニ<感染症を媒介>

あまり高くない山や林、草むら、

ヤブなどに生息しています。

市街地周辺でも見られる事があります。

 

屋内にいる目に見えないダニとは違い、

吸血前は3~4ミリ程の大きさで

吸血する事で徐々に大きく成長します。

 

【治療】
マダニを取り除きます。
場合により抗生剤の内服あり。除去方法】
・ピンセットで頭に近い皮膚を
つまんで除去
・ワセリンを厚く塗って
虫が外れるのを待つ

 

マダニの種類によっては
自分で取り除いて口だけが

皮膚の中に残ってしまい、
感染症などのリスクが
るので皮膚科でとって
もらうのが安心かなと思います。
マダニに刺された後に
・熱が出る
・だるさを感じる
・筋肉痛
・関節痛
・咬まれた部分が赤く広がる
・その他

こういった症状がある場合には
早めに病院を受診し、
マダニに刺された事を伝えて下さい。

 

ヒゼンダニ(疥癬:かいせん)<感染>

老人ホームで集団感染の話を耳にします。

 

先ほど紹介したマダニと違い、

目で確認する事が出来ません。

 

咬まれると・・・

  • 強い痒み
  • ※皮膚の下にトンネル
  • 顔から下に赤いぶつぶつ
  • 小豆程のぶつぶつ

 

【(疥癬)トンネル】
皮膚に寄生して、
胸やお腹、
脇の下、
手の平・手首、陰部、
足など
肌の柔らかい皮膚の
穴を掘り進んで
トンネルをつくります。

 

【診断方法】
少し切除/注射針ですくい取り、
顕微鏡で虫や卵を確認します。

卵は1日で2~3個産み、

3~4日程で孵化します。

 

【治療】
・塗り薬
硫黄、安息香酸ベンジル配合、

クロタミトンの塗り薬など
顔から下の全身に
塗り残しがないように塗る
ステロイド剤は禁忌です。

・内服
イベルメクチン(ストロメクトール)
かゆみ止め
疥癬の治療でオイラックスを
用いる事がありますが、
市販のオイラックスの中には
ステロイドが含まれているものが
あるので十分に注意しましょう。
感染するので、
感染中は温泉施設や
ジム、整骨院など
行かないように
しましょう。
寝具・衣服などにもうつります。
介助や身体に薬を塗る場合、
使い捨てのガウン、手袋を
着用するようにしましょう。
身体の清潔を保ち、
寝具・衣服などは50℃以上の
お湯に10分以上つけこんで
から洗濯すると良いです。

 

ケジラミ・アタマジラミ<感染>

次々と増えるシラミ。その症状や治療法、予防法について
子供の集団生活でよく耳にする「シラミ」は、子供だけが感染するイメージが強く思われがちですが、大人にも感染します。不潔にしているから感染するわけでもありません。どうやって感染するのか、治療法や予防法など「シラミ」に関するお話をしていきたいと思います。

 

保育園や幼稚園、小学校などで

集団感染の話をよく耳にします。

 

感染すると・・・

  • かゆみ
  • 頭を這うような感覚
  • 掻き傷により2次感染
  • まれに無症状

 

【治療】
しらみ専用のシャンプーが有効。

 

毛虫(チャドクガ・イラガなど)<毒>

サクラ、カエデ、バラ、クスノキ、

サザンカ、ツバキなどの植物

 

毒針毛や毒棘に触れる事で・・・

  • 強い痛み
  • 小さくて赤いぶつぶつ
  • ピリピリ感
  • 痒み
  • 赤くなる
  • 腫れ
  • 水ぶくれ

がたくさん出てきます。

長いと症状が1~2週間続きます。

 

毒毛針:ドクガ類など
毒棘:イラガなど

 

【対処法】
粘着力のあるテープで優しく
抑えて毒毛針を取り除き、
流水で洗い流します。
※針が目視できる場合は、
ピンセットで抜きます。

【治療】
ステロイドの塗り薬
痒みが強い場合→抗ヒスタミンや
抗アレルギーなどの内服を併用します。

 

毛虫に触れていなくても
目に見えない細かい毒毛針が
風でが飛んできて皮膚炎を
引き起こす事があります。
毛虫を駆除する場合、
露出を少なくし、
風が強い日は
避けましょう。
また、直接触らないように
して処分しましょう。

 

ケムシの姿から見るからに

触ってはいけない感をすごく

醸し出していますが、

ケムシの中にも毒のない種類も

います。ただし、針があるので

触ると痛い事があるので注意しましょう。

 

ノミ

ノミによる被害の殆どが猫によるもの。

 

スネなどひざ下を咬まれる事が多く、

咬まれると・・・

  • 痒み
  • 水ぶくれ

 

【治療】
痒み→抗ヒスタミンの塗り薬
炎症→ステロイドの塗り薬

 

5~10月頃まで出現し、特に夏に多いです。

 

蚊<感染症を媒介>

感染症を媒介する蚊を増やさない・刺されないようにする!
気温が少しづつ上がる事で発生する「蚊」。どこにでも生息する蚊は痒みを引き起こすだけでなく、日本脳炎やデング熱などの感染症を運んでくる害虫でもあります。蚊に刺されっぱなしだとそれだけ感染するリスクが高くなります。では、どのような対策をいつ頃からすればよいのか、「蚊」に関するお話をしていきたいと思います。

 

感染症を保有している事があるので、

感染する危険性があります。

 

ブユ(ブト・ブヨ)

ハイキングやキャンプ地での

被害よく耳にします。

体長3~5ミリ程度の黒い虫。

 

咬まれると・・・

  • 咬まれた所からごく少量の血
  • 咬まてすぐは軽い痒み
  • 咬まれてから数時間~1日後から激しい痒み
  • 物凄く腫れる
  • 咬まれた所が熱を持つ
  • 痒みと腫れが1週間程続く

 

【治療】
ステロイドの塗り薬
痒みが強い場合、かゆみ止めの
内服を併用する。
熱を持っている場合は、
冷やすと症状が少し和らぎます。

ぴんちゃんママも何度も咬まれた事が

ありますが痒すぎて夜も寝れず、

咬まれた所に手を置いているの?

ってくらい腫れます。

瞼の上を咬まれたら完全に

お岩さんです・・・・。

 

アブ

 

 

主に水がある所に生息しています。

蜂の姿に似ていますが、

「ハエ目」のグループに属します。

 

咬まれると・・・

  • 強い痛み
  • 痒み
  • 腫れ

が続きます。

 

※シロフアブという種類の
アブの幼虫は水田にいる事が
多く、ヒトのアシを咬む事が
あるそうです。(田植え~初夏)

 

アブは小学生の頃に咬まれて、

かなり痛痒かった記憶があります。

 

蜂<毒>

 

刺されると・・・

  • 強い痛み
  • 腫れ
  • 赤くなる
  • 痒み

 

一定以上の距離に近づくと、
襲ってくるので、蜂の巣を
見つけたら近づかず、静かに
その場を離れるようにしましょう。
・手で振り払う
・追いかける
・大きな声を出す

・香水や匂いのきつい化粧品
・黒色の服や髪

 

【対処法】
・傷口を洗う
・毒を絞り出す
【治療】
ステロイド剤の塗り薬
※スズメバチやアシナガバチなど、
刺される事でアレルギーを
引き起こす事があるので、
病院に受診するようにしましょう。
・おしっこをかける
・口で毒を絞り出す

 

【ミツバチの場合】
蜂の針には毒のうと呼ばれる
毒の袋があります。
刺された場合、毒針がささった
ままである事があります。
針の根本(針が皮膚から出て
すぐの場所)をピンセットで
つまんで針を抜きましょう。

 

ミツバチは、スズメバチや
アシナガバチと違って、
一度刺すと内臓ごと千切れて
相手の身体に残ります。

ヒアリ<毒>

 

刺されると・・・

  • 強い痛み
  • 腫れる

 

知り合いの医師に聞きましたが、

蜂やセアカゴケグモなどの虫よりも

アナフィラキシーショックを

引き起こしやすいとと言っていました

 

こんな症状が出た時は注意!

傷が出来たり、水ぶくれが破れた後など

場合によっては化膿する場合があります。

そのような場合には、抗生物質が

入った塗り薬や飲み薬が必要に

なる事があるので、医師や薬局の

薬剤師に相談するようにしましょう。

 

とびひ

傷口を痒みのために汚れた手で

掻いたり、こする事で細菌が入って

とびひ(水ぶくれ、ただれ)を

引き起こす事があります。

全身に広がっていきます。

 

【治療】
抗菌薬の塗りぐ薬や飲み薬
痒みがある場合、抗ヒスタミンや
抗アレルギーの飲み薬を併用します。

 

すぐに受診が必要な症状

  • 全身にぶつぶつ
  • 発熱
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 息苦しい
  • めまい
  • 頭痛
  • 全身の力が出ないなど

 

刺された・咬まれた後にする事

  • 針を取り除く
  • 傷口を綺麗に洗い流す
  • ポイズンリムーバーを使用する
  • (市販品/病院処方)薬を塗る
  • 必要に応じて受診
咬まれた・刺された所を掻いて
悪化させないように痒みをしっかりと
抑えてあげましょう。
・手で掻く
・こする
・傷口におしっこをかける
・毒素を口で吸いだす

 

毒の応急手当に「ポイズンリムーバー」

ポイズンリムーバー
ポイズンリムーバーを使用し、
体内の毒を外へ排出します。
しかし、
毒が体内に吸収されてからいくら
ポイズンリムーバーを使用しても
効果は得られません。

 

商品の注意事項にも
記載もありますが、
さされた、かまれたら出来るだけすぐに
使用する事で効果があります。
ただし、ポイズンリムーバーは
あくまでも応急手当の1つとして使い、
その後は必ず病院へ受診するように
しましょう。

https://child-treasure.net/extractor/1092/

 

虫刺されの治療

  • ステロイドの塗り薬
  • 抗ヒスタミンの塗り薬
  • 症状に合わせて内服有

 

市販品の虫刺されの塗り薬にも

ステロイド剤や抗ヒスタミン剤が

含まれている物があります。

 

市販で症状が治まるのであれば、

問題ありませんが改善しない場合は

皮膚科に受診するようにしましょう。

 

ステロイド剤にも強さがあり、

病院で処方される強いものと比べると

市販品は弱いです。

 

予防と対策

  • 肌を露出しない
  • 黒い服を避ける
  • ひらひらした服を避ける
  • 香水をつけない
  • 光物を身に着けない
  • 虫よけスプレーを使用する

 

最後に

毛虫やムカデ・蜂など見た目からも

危険そうな姿をしていれば

まず触らないと思います。

 

しかし、気が付かないうちに

咬まれた・刺されたという事があります。

 

痒みで掻いて症状を悪化しないように

しっかりと対処しましょう。

症状が長引く場合は我慢せず皮膚科に

受診するようにしましょう。

 

その前に虫に刺されないように

きっちりと対策するようにしましょう。

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