こんにちは、ぴんちゃんママです。
ぴんちゃんのお家では、
家庭菜園をやっています。
その野菜の葉っぱが
虫に食べられてしまいました。
子供たちと野菜を一緒に見ながら
ママたちのお野菜を食べた虫さんは、
悪い虫だけど、虫さんも
生きるために食べたんだよ。
ママたちも生きていくために、
植物や動物とかお魚さんの命を
もらって生きてるんだよ。
と、話をしました。
生物が生きていくうえで
食事をする事はとても大切な事で、
こういった食に関する事を
考える事は「食育」に繋がります。
今日は、「食育」について
考えていきたいと思います。
食育とは?
食育というのは、字の通り
食に関する様々な事について考え、
食に関する知識を
身につけていくことを「食育」といいます。
食事をするという事は年齢に関係なく、
生きるためにとても大切な事です。
食育のメリットとは?
- 「食(命)」の大切さを学べる
- 安全な食材を選べられる
- 栄養を考えた食事を選べられる
- 「旬」の食材が分かる
(=食の知識が身につく) - 食事マナーの習得が出来る
- 社会性を育てられる
まずは「食」に関心・興味を持つことから
生きていくうえで必要な
「食」について興味や関心を
持つ事が大切です。
身近にある「食」から
「食育」は始まります。
まずは出来る事から始める
(出来る範囲で)家族一緒に食事をとる
1人で食事をするよりも家族と一緒に
食事をする方がとても楽しいです。
仕事の関係だったり、
保育園の関係で一緒に食卓を
囲めない方もいるかもしれません。
1日1食でも、可能な範囲で
一緒に食卓を囲んで食べて
ほしいなと思います。
食事をする事が楽しいと思う事も
「食育」の1つです。
食事の時、テレビは消す
食事中にテレビがついていると
興味はどうしてもテレビに
向かってしまいます。
テレビを見ながら食べる事で
無意識にご飯を口に運び、
本来の食事量よりも
沢山食べてしまったり、
テレビを見る事に夢中で手が止まり、
本来の食事量も食べていないのに
満腹になってしまう事もあります。
また、テレビに意識がいってしまい、
しっかり食材を噛まずに飲み込み、
身体(胃や腸で行われる消化)に
負担をかけてしまいます。
この他に、食事中のテレビは
一緒に食事を摂る人との
コミュニケーションを減らしてしまいます。
「食」について考える
普段、口にしている食事について
一例ですが・・・
- 元々の食材はどんな形をしているのか
- 何の食材から出来ているのか
- どうやって食材を育てたのか
- 食材が成長する期間は
- 食材が育った環境
- 食材の敵となるものはいるのか
- 食材の旬は
- どのように料理されるのか
- 誰が初めに考えた料理なのか
- どんな味がするのか など
このような事を子供と一緒に
考えてみてはいかがでしょうか?
「食」について調べる、学ぶ
「食」に関する疑問の答えを
子供と一緒に考えたり、
お店で商品を見る事、
図書館で調べてみる事は
食に関する知識をより深めていきます。
これらを繰り返し行う事は、
分からない事があれば
調べるという行動が
自然と身につけられます。
「食」について体験をする
食材を育ててみる
よくある体験でいえば、
家庭菜園かと思います。
普段、食べているお野菜は
天候や害虫、害獣、病気、
土の栄養、与える水分量などで
沢山収穫できる時もあれば、
全く収穫出来ない事もあります。
自分で野菜を育てる事で
その大変さを
知るきっかけにもなります。
自分で丹精こめて作った野菜は
特別で嫌いな食材でも頑張って
食べられるようになるかもしれません。
もし、食べられなくても
食材の本来の姿、
育てる大変さなどを知る
とても良い機会だと思います。
幼稚園や小学校などでも
野菜を育て、自分で育てた野菜を
収穫している所もありますね。
ホームセンターや園芸店には、
野菜の苗や種が売っています。
好きなお野菜をプランターや
お庭で育ててみては
いかがでしょうか?
食材を自ら調達してみる
- 釣り
・生きている生き物の姿を知る
・食材の環境
・どんな食材にも命がある
・調達が大変
・魚の下処理をする など
という事を学ぶ事が出来ます。
- 果物狩り、野菜狩り
・食材の本来の姿を知る
・食材の環境
・摂れたての食材を
その場で食べられる
・旬の味を知る
・収穫の楽しさ など
という事を楽しく学ぶ事が出来ます。
料理を1から作ってみる、手伝ってみる
自分が食べている料理が
どのようにして出来ているのか
小さいうちから体験する事は
とても良いと思います。
その子の成長に合わせて
出来るお手伝い・料理を一緒に
してみてはいかがでしょうか?
おすすめ絵本
最後に
今回は、食育について考えてみました。
ヒトは、どんな方法であっても
生きていくうえで食事というのは、
とても大切です。
どの食材にも命はあります。
ヒトに限らず生物はその命を貰い、
生きており、命はめぐっています。
食育と難しく考えず
・一緒に食事をする
・果物、野菜狩り
・釣りをする
・料理をする
・野菜を育てる など
食に関係する事を楽しく経験、
知っていく事が「食育」に繋がります。
その経験や知識は、
「食」の大切さや命についても
少しずつ学んでいく事が出来ます。
お子さんが将来、自分1人で
安全で身体に良い食材を選び、
家族や仲間と一緒に楽しく
食事が出来るように
お子さんと一緒に食育について
考えてみてはいかがでしょうか?