雲って何で出来てるの?科学を楽しむ

雲 おすすめ絵本

こんにちは、ぴんちゃんママです。

 

あるとき、ぴんたから

「空の雲って、乗れるんかなぁ?」

と言われました。

 

私も小さい頃には同じように

考えていた時期があり、

母に質問した事を覚えています。

 

最近のぴんちゃん達は、

空の雲に興味があり、

子供たちと一緒に

空をよく見上げています。

 

そして、雲に興味を持つ我が子の

質問に何でも答えられるように

最近は、天気について勉強しています。

 

ということで今日は、

」に関するお話しを

していきたいと思います。

 

少しお付き合い頂ければと思います。

スポンサーリンク

雲って何で出来ているの?

雲は「」で出来ています。

 

海や川などにある水が太陽の光で

温められると水が蒸発し、水蒸気になります。

 

何らかの理由で空気が上に

持ち上げられますが、

1番の理由は上昇気流です。

 

空気は上に上がっていくほど

どんどん気圧は低くなります。

 

気圧とは、隣り合う空気がぎゅーっと

押し合っている状態だと

思っていただけたら

分かりやすいかなと思います。

 

気圧が低くなり周りの空気に

押されなくなった空気は

大きく膨らみます。

 

空気には、空気が膨らむ時、

エネルギーを使い温度を下げる。

という性質を持っています。

 

空気は冷やされると

小さな水や氷になります。

 

この小さな水や氷の粒が集まったもの。

これが白い雲の正体です。

 

空の高い場所にある雲は、

ほとんど氷で出来ています。

 

また、上昇気流などの風は

いつも同じ場所同じ強さで

吹いているわけではないので、

雲の形も色々な種類へと変化します。

 

溶ければ雨、溶けなければ雹(ひょう)

雲は小さな水や氷の粒でできていますが、

この水や氷の粒が大きくなれば

上昇気流で支えきれずに

雨や雹として地上へ降ってきます。

 

ただし、粒の大きさが小さいと

落ちてくる途中で蒸発してしまい、

目には見えない水蒸気へと戻ります。

 

雹は、雲の中で出来た水の粒が

下に落ちる前に風で持ち上げられ、

冷やされ凍りつきます。

 

何度も風で持ち上げられ

凍りつく事で雹が作られます。

 

下に落ちてこない程、

氷ものサイズも大きくなります。

 

雲は浮いてるのか?

物は上から下に落ちますよね?

これは、雲も例外ではありません。

 

では、何故空に浮かんでいるのか?

 

それは・・・

上昇気流と呼ばれる風により

上へと運ばれているため、

浮いているようにみえているのです。

 

分かりやすい例でいうと、

膨らませた風船をうちわで

下から扇ぐといった感じでしょうか。

 

なぜ雲は白色なの?

雲は白色なわけではなく、

白くみえているだけなのです。

 

光には7色の色が含まれています。

 

雲の小さな水や氷の粒は、

全ての光を色々な方向へ反射するので、

白く見えているのです。

 

黒く見える雲の正体とは?

雲は光を色々な方向へ反射するので

白く見えると説明しましたが、

雨を降らす雨雲は雨や分厚い雲のせいで

光が通り抜けにくく、黒く見えるのです。

 

入道雲

遠くからみた入道雲は真っ白ですが、

真下から見ると真っ黒な雲に見えるのは

こういう理由からです。

 

雲の種類は大まかに10種類!

空に浮かぶ雲はどれも同じではなく、

形や雲ができる高さで分けられており、

大まかに10種類に分けられます。

 

1番高い雲で地上6,000mよりも

高いところに出来る雲があります。

※富士山の標高は3,776mです。

 

気になる方は、調べてみて下さい。

 

飛行機雲で天気が分かる?

 

飛行機雲

空を見上げた時、

飛行機雲を見た事がある人も

多いかと思います。

 

飛行機雲というのは、

飛行機から出るガスに含まれる

燃えカス(微粒子)の周りに水蒸気が

凍りつくことで雲が出来ます。

 

飛行機雲が出来てもすぐに消える場合、

上空の空が乾燥しており、

翌日も晴れる事が多いです。

 

飛行機雲

逆にいつまでも飛行機雲が残っていたり、

横に雲が広がる飛行機雲は、

湿った空気が入っており、

翌日は天気が崩れる事が多いそうです。

 

霧の正体は雲の仲間だった!

基本的に霧も雲と同じで、

小さな水の粒で出来ています。

 

雲は高い場所にあり、

霧は地面付近に出来ます。

 

雲や霧は観測する人や場所によって変わる?

雲と霧

この写真を見て思う事は、

山に雲がかかっている。

ではないでしょうか?

 

しかし、雲がかかっている場所に

いる人からすれば「霧がかかっている」

と、考えます。

 

このように観測する場所や人によって

変わる事があるということです。

 

おすすめ雲の絵本や本

▲雲の形や動きから色々な

想像してお話をする絵本です。

小さなお子さんでも楽しめる絵本で、

我が家のこどもたちもお気に入りです。

 

▲雲や天気を勉強するのに

数冊読みましたが、こちらはの本は

分かりやすい説明が書いてあり、

雲や天気の入門本としてお勧めです。

 

最後に

私たちの頭上にはいつも雲があります。

今見た雲も時間がたてば

形もガラッと変わってしまいます。

 

面白い形をした雲や

動物などの生き物に見える雲など

変わった形をした雲に

出会えるかもしれません。

 

また、雲を知る事でこれからの

天気を予想する事が出来ます。

 

身近な自然へ興味や関心をもつ事は、

自然に親しむだけでなく、

色々な事を考えるきっかけに

つながります。

 

少し空を見上子供と楽しく

雲を見てみるのも良いですね。

 

タイトルとURLをコピーしました