こんにちは、ぴんちゃんママです。
子育て中の生き物というのは、
子どもを守るために攻撃的になり、
威嚇や攻撃しやすくなります。
場合によっては人間も
襲撃してくる可能性があります。
それはカラスでも同じです。
カラスの威嚇行動は5~7月頃まで
続くと言われており、その期間は
注意しなければいけません。
街中にいるカラスは街路樹や
建物の屋上に巣を作り、
気が付かないうちにカラスに
警戒されてしまい、
危害を加えられるという事があります。
カラスの巣が近くにある場合、
なるべく近寄らない事が1番です。
今日は、「からす」についてお話を
していきたいと思います。
カラスとは
カラスの食べ物
果物や生ごみ、小動物や動物の死骸、
昆虫、鳥の卵やヒナなど様々物を
食べます。(雑食性)
カラスの巣
街路樹や電柱、ビルやマンションなどの
建物の上にある貯水槽に巣を作ります。
巣の外側は、小枝や木片、
ハンガーのような硬い素材を、
内側には動物の羽毛や藁などを
利用し作ります。
カラスの行動時期
カラスは、集団で行動する時期と
下記のようにつがいで子育てをする
繁殖期があります。
3~4月:巣作り
4~5月:産卵し、卵を温める
5~6月:卵が孵化し、雛を育てる
6~7月:幼鳥の巣立ち時期
※カラスの威嚇は5~7月頃まで
続くと言われています。
カラスの縄張りはどのくらい?
カラスの巣を中心に半径20~100m程で、
巣を見たり、近づくと威嚇や攻撃を
受けやすくなります。
街路樹に巣があったり、巣の近くに
ベランダや歩道橋がある場合には
注意が必要です。
カラスの威嚇方法
- じっと見ている
- カゥカゥカゥと早く鳴く
- 頭上を飛び回る
- ガー、ガーと濁った声で鳴く
- 木や電線をつつく行動をとる
- 低空飛行をとる
- 木の枝を折ったり、枝を落とす
威嚇行動が次第にエスカレートし、
最終的に直接攻撃するようになります。
カラスの攻撃の仕方
後ろから頭を蹴る
※いきなり人を襲うわけではなく、
いくつかの威嚇のプロセスが
あるようです。
カラスから身を守るため
カラスの巣がある場所に
近づかないようにしましょう。
カラスの巣のすぐそばを通る場合
- すぐにその場から離れる
- 帽子をかぶる
- 傘をさす
- ヒナがが地面にいる場合、
近寄らない・触らない - 腕を上げて動かさない
注意して通行するようにしましょう。
カラスが攻撃対象の頭を見失い、
頭を守ることができます。
カラスがヒトの頭を蹴る時、
翼を広げた反動を利用しますが、
腕が上がっていると翼が当たるので
攻撃をやめるといわれています。
カラスを捕まえる事は禁止
第三章 鳥獣保護管理事業の実施第一節鳥獣の捕獲等又は鳥類の卵の採取等の規制(鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採取等の禁止)第八条鳥獣及び鳥類の卵は、捕獲等又は採取等(採取又は損傷をいう。以下同じ。)をしてはならない。ただし、次に掲げる場合は、この限りでない。一 次条第一項の許可を受けてその許可に係る捕獲等又は採取等をするとき。二 第十一条第一項の規定により狩猟鳥獣の捕獲等をするとき。三 第十三条第一項の規定により同項に規定する鳥獣又は鳥類の卵の捕獲等又は採取等をするとき。(鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採取等の許可)
引用元:e-Gov 電子政府の総合窓口
鳥獣保護管理法という法律により、
全ての野生の鳥や獣や卵などを
捕獲したり、処分する事が禁止されています。
捕獲したり処分するには、
許可が必要になります。
ただし、市の駆除は行っていません。
もし、カラスを捕獲や処分をして違反した場合
第六章 罰則第八十三条次の各号のいずれかに該当する者は、
一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。一 第八条の規定に違反して狩猟鳥獣以外の
鳥獣の捕獲等又は鳥類の卵の
採取等をした者(許可不要者を除く。)二 (省略)
カラスの撤去や相談について
市町村や各施設の管理者に相談
通行人に威嚇や攻撃をしている場合、
街路樹や公園などは市町村、
公共施設の敷地内は各施設の管理者に
相談するようにしましょう。
担当者が業者に依頼をして、
カラスの巣や卵の撤去や対策などの
対応をしてくれるはずです。
害虫駆除業者へ巣の撤去依頼
・カラスの追い出し
・カラスの卵を取り除く
・カラスの巣跡の清掃
・カラスの侵入防止対策など※駆除1ヵ所につき、
10,000~40,000円が目安
最後に
- ゴミをその辺に捨てない
- ゴミ出しの時間を守る
- 防鳥ネットやごみ箱を使うなど
カラスはとても賢く、
群れの意識が高い鳥です。
カラスに対して素人がむやみに
追い払ったりすると
思わぬ仕返しを受ける事になります。
また、許可を得ていない人が
カラスを捕獲したり処分することは
法律で禁止されています。
人に被害を与えているような場合は、
市町村に相談したり、
有料で害虫駆除業者に
相談や依頼をするようにしましょう。